「老子に学ぶ」シリーズ
「老子」を読みながら、そこで学んだ事や感じた事について書いてます。
今回は 第45章です。
※本記事は「老子の解説」ではありません。あくまでも僕が読んで感じた主観的な「思うこと」を書きます。身勝手で主観的で間違った解釈が含まれている事も、当然あります。
そんな部分は、是非とも温かい目で「スルー」して頂ければ、助かります。※
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さて、どんな事が書いてあるのでしょうか…
大成は欠けたるが若きも、
其の用は弊れず。
大盈は沖しきが若きも、
其の用は窮まらず。
大直は屈するが若く、
大功は拙なるが若く、
大弁は訥なるが若し。
躁は寒に勝ち、
静は熱に勝つ。
清静は天下の正と為る。
老子 第45章
段々慣れてきましたが、
まあまあのの難解ぶりですね。。。
こんな意味かな…
本当に完成したものは、
何か欠けているように見えるけど、
その働きは損なわれていないよ。
本当に充実しているものは、
中味がカラッポのように見えるけど、
その働きが「きわまる」事は無いんだよね。
最も真っ直ぐなものはゆがんで見えるし、
最も器用なものは不器用に見えるし、
最も優れた弁舌は、口下手に見えるよ。
活発に運動をすれば冬の寒さに勝てるし、
安静にして居れば夏の暑さにも勝てるよ。
アレコレしないで静かであれば、
天下の模範になるんだよ。
つまり
今回、僕はこの章で…
イマイチに見えても
本物は良いモノ。
多くを語らずとも
皆が従う
…と言う事だな、と感じました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。