「老子に学ぶ」シリーズ
「老子」を読みながら、そこで学んだ事や感じた事について書いてます。
今回は 第44章です。
※本記事は「老子の解説」ではありません。あくまでも僕が読んで感じた主観的な「思うこと」を書きます。身勝手で主観的で間違った解釈が含まれている事も、当然あります。
そんな部分は、是非とも温かい目で「スルー」して頂ければ、助かります。※
Start [老子 第44章]
さて、どんな事が書いてあるのでしょうか…
名と身といずれか親しき、
身と貨といずれか多れる、
得と亡といずれか病なう。
是の故に、甚だ愛せば必ず大いに費え、
多く蔵せば必ず厚く亡う。
足るを知れば辱しめられず、
止まるを知れば殆うからず、
以て長久なる可し。
老子 第44章
あれ?
これ、何処かで読んだことが有る気がします。。。
こんな意味かな…
名誉と身体とでは、どちらが身近かな?
身体と財産とでは、どちらが大切かな?
得る事と失う事では、どっちが苦しいかな?
名誉や財産への愛着も、度が過ぎると、
逆にたくさん費やすことになるよね。
蓄えすぎるとかえって大きな損失を受けるよね。
満足することを知れば、
恥をかくことも無いし、
適当にとどめる事を知れば、
危険に会わずに、安全でいられるんだよ。
つまり
今回、僕はこの章で…
名誉や財産よりも
身体が一番大切。
度を超すと
逆に損する
…と言う考え方が大事だな、
と感じました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。