「老子に学ぶ」シリーズ
「老子」を読みながら、そこで学んだ事や感じた事について書いてます。
今回は 第40章です。
※本記事は「老子の解説」ではありません。あくまでも僕が読んで感じた主観的な「思うこと」を書きます。身勝手で主観的で間違った解釈が含まれている事も、当然あります。
そんな部分は、是非とも温かい目で「スルー」して頂ければ、助かります。※
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さて、どんな事が書いてあるのでしょうか…
反とは道の動、
弱とは道の用。
天下の物は有より生じ、
有は無より生ず。
老子 第40章
これは珍しく、短いパターンですが、
何となく深そうです。。。
こんな意味かな…
元に戻そうとするのが「道」の法則で、
柔弱なのは「道」の作用なんだよね。
世の中の物は「形が有るモノ」から生まれて、
「形が有るモノ」は「形の無いモノ」から生まれるんだ。
つまり
今回、僕はこの章で…
「エントロピーの法則」を思い出しました。
形を保つ為にはエネルギーが必要、
何もしないのが物理的に最も安定した状態。
だから自然体の「道」の考え方は理に適ってる。
…と感じました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。