「老子に学ぶ」シリーズ
ここ最近は「老子」を読みながら、そこで学んだ事や感じた事について書いてます。
今回は 第13章です。
※本記事は「老子の解説」ではありません。あくまでも僕が読んで感じた主観的な「思うこと」を書きます。身勝手で主観的で間違った解釈が含まれている事も、当然あります。
そんな部分は、是非とも温かい目で「スルー」して頂ければ、助かります。※
Start [老子 第13章]
さて、どんな事が書いてあるのでしょうか…
寵辱に驚くが若くし、
大患を貴ぶこと身の若くす。
何をか寵辱に驚くが若くすと謂いう。
寵を下げと為す。
之を得て驚くが若くし、
之を失いて驚くが若くす。
是れを寵辱に驚くが若くすと謂う。
何をか大患を貴ぶこと身の若くすと謂う。
吾れに大患有る所以の者は、
吾れに身有るが為めなり。
吾れに身無きに及びて、
吾れに何の患いか有らん。
故に、貴ぶに身を以てして天下の為にせば、
若ち以て天下を託す可し。
愛おしむに身を以てして天下の為にせば、
若ち以て天下を寄す可し。
老子 第13章
うをっ、これまた相変わらず難解ですね。
こんな意味かな…
栄誉や恥辱に振り回され過ぎてるよ。
そういうことを大事にするのは、
自分自身に執着し過ぎだと言う事だね。
どう言うことかって言うと、
「栄誉」とか言う下らないものを
手に入れても、失っても
兎に角、大騒ぎしてるって事。
自分自身に執着しなければ、
一々大騒ぎする事も、無いって言う事。
だから、
「天下の為にする」って言う理由で、
自分自身を大事に愛おしむ人になら、
天下を託すことが出来るね。
つまり
今回、僕はこの章で…
自身の栄誉とかに
執着してるヤツよりも
奉仕の精神で頑張るヤツを
信じた方が良い
…と言う考え方が大事なんだろうなと感じました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。