「老子に学ぶ」シリーズ
「老子」を読みながら、そこで学んだ事や感じた事について書いてます。
今回は 第43章です。
※本記事は「老子の解説」ではありません。あくまでも僕が読んで感じた主観的な「思うこと」を書きます。身勝手で主観的で間違った解釈が含まれている事も、当然あります。
そんな部分は、是非とも温かい目で「スルー」して頂ければ、助かります。※
Start [老子 第43章]
さて、どんな事が書いてあるのでしょうか…
天下の至柔は、
天下の至堅を馳騁し、
無有は無間に入る。
吾れ、是を以て、
無為の益有るを知る。
不言の教え、
無為の益は、
天下、之に及ぶもの希なり。
老子 第43章
ここは、チョッと安心できる感じです。。。
こんな意味かな…
とても柔らかい水が、
とても堅いものを制圧しているよね。
形の無い水は、岩盤みたいな
隙間のないもの所にも
入っていけるからね。
そんなことから
何の意図もない「無為」ってモノが
有益だって事が判るね。
水は何も語らないし、
何の意図もないけど、
世の中でそれに匹敵するモノは
ほとんど無いんだよね。
つまり
今回、僕はこの章で…
水は色々な形に
姿を変えながら
何も語らずに
色々な事を
教えてくれる
…と感じ取れる「感性」や「姿勢」は大切だな、
と感じました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。